『最近なんだか心が疲れてしまった。』
『大人になってから辛いことがあっても素直に泣けない。』
そんな時は思い切り涙を流す“涙活”はいかがでしょうか?
感動して流す涙にはデトックス効果があるそうですし、涙活には感動する映画を観るのがもってこいですよ。
今回はそんな涙活にぴったりの映画作品を3本ご紹介いたします。
週末は思いっきり泣いて心のデトックスをしてみませんか?
Contents
ペイフォワード(2000年 アメリカ)
ラスベガスに住む11歳の少年トレバーは、アルコール依存症の母親と、家に寄り付かない家庭内暴力をふるう父親がいます。
トレバーは社会の授業で新任のシモネット先生から
「自分の手で社会を変えたいと思ったら、なにをするべきか?」
という課題を出されます。
彼が提案したのは、自分が他人から受けた恩をまったく別の3人に返していく「ペイ・フォワード」というものでした。
最初はまったく上手くいかないかのように見えた「ペイ・フォワード」ですが、その行動は少しずつ人々の心を動かしていきます。
そんな時に、事件が起こってしまうのです・・・・・・・。
泣きポイント
映画「シックス・センス」で素晴らしい演技を見せてくれた、天才子役ジョエル・ハーレイ・オスメント君演じるトレバー少年の健気な瞳だけでもう泣きそうになります。
自分の置かれた境遇を嘆くだけではなく、本気で世の中をより良いものにしたい。
11歳の少年が考えた、人々の善意を信じる行為「ペイ・フォワード」。
不可能に思える、その小さな一歩がやがて大きな感動を生み出していく様子が暖かい感動の涙を生み出します。
ラスト、思いもよらない事件が起こり、号泣必死です。
心とハンカチの準備をして観ていただきたいです。
見終わった後は「ペイ・フォワード」をしたくなること間違いなしです。
おにいちゃんのハナビ(2010年 日本)
日本の映画「おにいちゃんのハナビ」は、巨大花火大会、片貝祭りで知られる新潟県小千谷市片貝町を舞台に、実話に基づいて製作された作品です。
病弱な16歳の華のために、新潟の小さな町に移り住んだ須藤家。
華が長い入院生活を送っている間に、周囲にうまくなじめない兄、太郎は引きこもりになってしまいました。
退院した華はそんな太郎をなんとか外の世界に連れ出そうと奔走します。
華の努力のかいあって、少しずつアルバイトなど始める太郎。
すべてが順調にいき始めたと思った矢先、華が倒れてしまいます。怖れていた、白血病が再発してしまったのです・・・・。
泣きポイント
華が引きこもりの太郎のために、なんとかしようと奮闘する兄弟愛に涙します。
華の欲しがっていた携帯電話を太郎がプレゼントした時の、華の嬉しそうな表情に涙腺崩壊でした。
ずっと自分の殻にこもり周囲と交わろうとしなかった太郎が、少しずつ変わろうと努力する姿に心打たれます。
バラバラになりかけた家族の再生も描かれており、太郎が父と和解するエピソードにも心打たれます。
投げやりになった太郎に届く、華からのメッセージに再び号泣。
太郎が華のために念願の花火を打ち上げるまで、涙が途切れない名作です。
カールじいさんの空飛ぶ家(2009年 アメリカ)
映画「カールじいさんの空飛ぶ家」は、最愛の妻エリーを病気で亡くした78歳のカールじいさんは、段々と頑固で偏屈になってしまい、あわや老人ホームにいれられそうになります。
妻との思い出がたくさん詰まった家をまもるため、彼は旅に出ることにします。
それはなんと、家ごと旅に出るという奇想天外なものでした。
いつか世界中を旅したいと思っていたカールじいさんは空飛ぶ家で冒険の旅にでますが、その旅には思いもよらないオマケもついてきてしまいます。
旅をしていくうちに、徐々に生きる気力と冒険への熱い思いを取り戻していくカールじいさんですが、知らぬ間に巨大な陰謀に巻き込まれていくのでした。
泣きポイント
冒頭のシーンでカール少年が少女エリーと出会い、愛し合い結婚。そして思いもよらない悲劇が2人を襲います。
そして、最愛の妻との別れ…セリフがない数分間の映像だけで2人が過ごしてきた歳月が描かれます。
わたしはこのプロローグだけで号泣してしまいました。沢山の風船で家が飛び立つ瞬間の映像美もとても素晴らしいです。
ラスト、悲しみを乗り越えたカールじいさんの表情でまたもや号泣。2人のお互いを思う夫婦愛にも感動します。
共に誰かと生きていく事の素晴らしさも描かれており、あたたかい気持ちにもなれる本当に素晴らしい作品です。
冒険はいくつになってからでも遅くない、そんなことを教えてくれます。アニメーション映画ですが、子供だけでなく大人にこそ是非観ていただきたい作品です。
まとめ
おすすめの3本を紹介してきましたがいかがでしたか?
毎日色々なことがあって疲れますよね。そんなあなたはたくさん泣いてすっきりするのがおすすめです。
でも、大人になると子供の頃と違って素直に泣けない事が多いと思います。そんな時は映画の力を借りて涙活してみませんか?
感動作を観て涙を流せば、きっと心も身体も浄化されていくのを感じられると思います。
ぜひ、今回ご紹介した作品を観て心のデトックスをしてみてはいかがでしょうか。
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