みなさんは映画を観るときに劇中のインテリアに注目したことはありますか?
私は映画全体の雰囲気を作り出すのは出演者だけでなく、セットなどのインテリアも大きな力を持っていると思います。
そこで、今回はサブカル女子が選ぶインテリアがかわいい洋画3選を紹介します。
もちろんインテリアだけでなく、映画の内容も面白いのでぜひ観てみてくださいね!
Contents
赤がポイントのかわいいお部屋「アメリ」
ビビットなカラーリングとレトロな世界観が素敵な映画「アメリ」。
主人公・アメリの好きなことの1つとして紹介された「クレームブリュレの表面をスプーンで割る」というのがきっかけで日本にクリームブリュレが浸透したそう。
そんなセンセーショナルな映画のあらすじと素敵なインテリアを紹介します。
あらすじ
人との接し方がわからずに妄想の世界で生きる主人公・アメリ。
そんなアメリは父に心臓病と誤診されたため家から出してもらえず、学校にも行くことが出来なかったので毎日妄想をして過ごす日々でした。
22歳になり、「このままではダメだ!」と一人暮らしを始め、パリの喫茶店で働き始めますが友達も恋人も出来ず、妄想もやめられません。
そんなある日、アパートの壁から宝箱を発見します。
アメリはこの宝箱を持ち主に返そうと街中を探して周り、無事持ち主の元へ宝箱を返すことができました。
宝箱を返した時、持ち主が「奇跡だ」と泣きながら喜ぶ姿を見て人助けに目覚めたアメリでしたが…?
徹底的に赤・黄・緑!
映画「アメリ」のジュネ監督はアメリの妄想と現実を行き来する独特な世界観を赤・黄・緑を中心に作り上げました。
人付き合いが苦手なアメリの感情を表現する方法として、嬉しいときは「赤」などといったように色を使って表現しているのです。
肝心のインテリアですが、注目ポイントはアメリのお部屋。なんと真っ赤なお部屋なんです。
アメリにとってポジティブな感情は基本的に赤で示されるので、自分を守ってくれる城であるお部屋はきっと赤なんでしょうね。
また、間接照明は暗めでレトロな雰囲気が素敵です。卓上ライトには差し色として鮮やかなブルーを使っています。
鮮やかな差し色は今すぐにでもお家で応用できるインテリアデザインですね!
オシャレ女子の永遠のバイブル「プラダを着た悪魔」
私は学生時代「プラダを着た悪魔」を初めて観てビビットカラーのコートを颯爽と着こなす主人公・アンディにとても憧れました。
どの世代の女子が見ても憧れる、永遠のバイブル「プラダを着た悪魔」のあらすじやインテリアのポイントを解説します。
あらすじ
主人公・アンディ(アンドレア)の夢はジャーナリストになること。
そんな夢を追うため大学を卒業し、オハイオからニューヨークまで出てきました。
様々な出版社に履歴書を送ったところ、ファッション雑誌の人事部から連絡が。
オシャレには特に興味のないアンディでしたが、そこで任された仕事はなんと編集長ミランダのアシスタント役だったのです。
ジャーナリストという夢への足がかりにするため鬼上司であるミランダの横暴に耐え、様々な人の助けもありキャリアウーマンとしてアンディは成長していきます。
ですが、最終的にミランダとアンディは決裂します。
そこでアンディが再度夢を叶えるため面接を受けた新聞社で告げられた言葉とは…?
思わず憧れる!?オシャレなオフィスと落ち着くお部屋
1つ目の注目ポイントはアンディとミランダの過ごすオフィスです。
ファッション雑誌のオフィスというだけあって、洗練された働く女性のスペースという感じがしますよね。
劇中にも多く登場する編集長・ミランダの編集長室はバランス良く飾られたたくさんの額縁がオシャレ上級者な雰囲気を作り出しています。
次に、2つ目の注目ポイントはアンディと恋人が暮らすアパートです。
お部屋を3つに仕切る壁と各所に置かれたペンダントライトがお部屋のメリハリをつけてくれています。
こんなお部屋で素敵な彼氏とぜひ同棲してみたいですよね。
近未来な色使いがかわいい「時計じかけのオレンジ」
世界中に衝撃を与えた映画「時計じかけのオレンジ」。
映画は観たことないけど黒の三角から怪しげな男性が顔を出しているマークは見たことのある人が多いのではないでしょうか。
スタンリー・キューブリックの独特な世界観が楽しめる「時計じかけのオレンジ」のあらすじと、近未来感溢れるインテリアのポイントを紹介します!
あらすじ
作品の舞台は近未来のロンドン。
主人公・アレックスは不良グループのリーダーとして、仲間と共に毎日非行を繰り返していました。
そんな生活を送っていたある日、不良グループ内で誰がリーダーに相応しいのか口論になり、むしゃくしゃした気持ちからある女性を殺してしまいます。
結局仲間に裏切られ逮捕されたアレックスには、これまでの犯罪行為を含めて14年もの刑期が。
なんとしてでも早く刑期を終えるため、模範囚を演じるアレックスに「ルドヴィゴ療法」の被験者になってくれれば刑期を短くするという誘いが舞い込みます。
当然快諾するアレックスでしたが、その「ルドヴィゴ療法」とはとんでもない治療法だったのです…。
過酷な治療を終え、一般社会に戻りましたが家族からは疎まれ、不良仲間からは痛めつけられます。
ですが、さまよっているところをある男性に助けられます。その男性の正体とは…?
奇抜な色使いとハズしたセンスがオシャレ!
「時計じかけのオレンジ」は近未来のロンドンが舞台というだけあって、どこか未来的でとっても奇抜!
アレックスの家族が暮らすリビングの壁は赤・青とカラフルで、ソファも緑のチェック柄。
ですが、ごちゃごちゃしているというわけでなくどことなく統一感があります。
なかなかお部屋全体を真似するのは難しいですが、カラフルなアイテムをお部屋に取り入れる参考になりますよ!
まとめ
今回はサブカル女子が選んだインテリアがかわいい洋画3選を紹介しましたが、気になる映画はありましたか。
邦画にも素敵なものがたくさんありますが、洋画の普段触れることの出来ないかわいい雰囲気は唯一無二ですよね。
私は映画の中のような素敵なお部屋だったら毎日早く帰りたくなっちゃいます。
ぜひ、ペンダントライトなど小さなインテリアから真似してみてください!
コメントを残す